歌を楽しむだけでないのが、紅白歌合戦です。
いつもは歌を聴いているだけの人も、紅白歌合戦はついつい見てしまうという人は多いのではないでしょうか。
紅白歌合戦はその年に流行った歌も聴けますし、長年愛されている名曲も聴くことが出来ます。
それなら、年末に音楽番組でたくさん聴けるのではと思う方もいるかもしれません。
ですが、紅白歌合戦は度肝を抜かれるようなパフォーマンスを見ることが出来るのです。
もちろんシンプルなステージの人もいますが、コテコテのステージが何時間も続くより、たまにシンプルなものもあったほうが、メリハリがあって良いのではないでしょうか。
最近は科学技術の発展が実感出来るようなステージも多々あり、見ているだけで楽しくなります。
また、中々見ることの出来ないコラボもあり、楽しんでいるうちにいつの間にか終わっているという人も少なくないのではないでしょうか。
それに、最近は若者向けのアーティストもたくさん出るようになりました。
これに苦言を呈する人もいるようですが、若者向けに完全にシフトしているのならまだしも、若者も楽しく見ることが出来るように工夫しているのは、決して悪いことではないと思います。
偏りすぎるのは問題ですが、様々な人が楽しめるようにするというのは、全く悪いことではありません。
若い人はあまり聴く機会のない歌謡曲や演歌などを聴けるわけですし、逆にお年よりは孫世代がどんな曲が好きなのか分かる良い機会だと思います。
色んな人が楽しめるからこその紅白歌合戦なのです。
それこそ完全にお年寄り向けになったら若い人は見向きもしないでしょうし、若い人向けになったらその世代しか見なくなってしまい、せっかくの紅白歌合戦が台無しになってしまいます。
ですので、世代がどうとか言うのではなく、みんなで楽しもうと思えば良いのではないでしょうか。
せっかくの大晦日ですし、ゆったりと過ごしましょう。
きっと、それが一番良い楽しみ方です。
