歌が好きだけど、習うのまでは……という人もいますよね。東京には色んな歌の教室があります。そこでボイストレーニングを受ければ、プロになれる可能性は高いのではないか！と思うのは、確かに1つの事実でしょう。たくさんのミュージシャンが生まれています。しかし、そうではなくても、歌は上手くなることはできます。
まず、人に聴かせること。プロに聴いてもらわないとダメだろうと思うかもしれませんが、お客さんたちは歌に関しては素人です。彼ら彼女らを感動させないと、歌とはいえません。たとえ趣味であっても、です。1人で歌って楽しむのもいいですね。でも、やはり誰かに聴いてもらいたいもの。
そういう時は、意外にも、集団でのトレーニングもよいものだったりします。人に聴いてもらうことに慣れていないままトレーニングをすると、技術だけが優先されてしまうでしょう。
そして、技術を身につけて歌を習ったとしても、発表会であがってしまうことも多いです。大勢の前で歌うというのは、何十年も熟練されたプロの歌手でも緊張してしまうほどです。よく有名な歌手などが、今でも人前ではあがってしまうと言いますよね。
場数を踏む、という言葉があるように、まずはたくさん大勢の前で歌う訓練も必要なのです。あなたが若者なら、そういうのっておばちゃんたちが通ってる習い事でしょっ！と思うかもしれません。
教えているのは、プロです。
それでも都会の教室に通いたい人が多いかもしれません。都会にも、アットホームな教室はたくさんあります。どんなところかな、と、興味本位で通ってみるのもいいでしょう。それに、本格的な教室は少し緊張しそうですよね。芸能人が目の前にいるような感覚で、ドキドキしてしまう可能性が大です。
そして、それを乗り越えることができたら、最終的には、ビシビシと指導してくれるようなところに行くべきです。
ただ、歌が大好きだけどどこかで習ったことのない人たちは、少しずつ段階を得ていったほうがいいでしょう。そうすれば、自然と、さらにプロに近づける教室に通いたくなってくるかもしれませんよ。そうなれば、ダイスキな歌を仕事にできる可能性も少なくはないのです。
