カラオケで上手く歌うために重要なことの一つに自分の歌いやすい曲をみつけることがあります。この自分にぴったりな曲を探すためにはどうしたらいいのでしょうか。
■自分の雰囲気にあった歌手を探す
歌を歌う上で雰囲気は大事です。プロの歌手も歌の上手さだけではなく、自分の持っている雰囲気をしっかり理解し活動していますよね。
自分にあっていない雰囲気の歌手の曲を練習しても他の人にウケが悪かったり、自分自身も歌いづらいなあと感じることがあると思います。
自分が周りからどう見えているのかリサーチし、自分と似た雰囲気の歌手をみつけてそこから曲を選んでみましょう。
自分と全く違う雰囲気の曲を選ぶとそのギャップが逆に魅力になるかもしれません。上達したらこのような選び方をしてみるのも良いでしょう。
■自分にあった高さの曲を選ぶ
まず自分の声の魅力がどの高さで一番発揮されるか考えましょう。
低い声がしっかり出る人もいれば、高音のほうがのびのび響くと言う人もいます。低音も高音も苦手・・・という人はぜひ中音域に注目してみてください。他の人が出しづらい微妙な音域をきれいに歌えているということもありますよ。
高音が出る人が歌が上手い、という基準はありません。無理に高音を出しても喉を傷めることに繋がります。自分の声の魅力が出る曲を探しましょう。
■声質で探す
例えば高音が得意という人が三人いたとします。Ａさんはパワフルな高音を出すのが得意です。Ｂさんは優しい癒し系の声で高音が出ます。Ｃさんはドラマチックで太めの声を保ちながら高音を出すことが出来ます。
このように得意な音域が同じでも人それぞれ持っている声質が違います。
オペラ歌手でもソプラノ、という声種の中に沢山の種類があることはご存じですか？例えばソプラノの中でもコロラトゥーラと呼ばれる種類の声は細かく早い転がるような曲を得意とします。ソプラノドラマティコは激しい表現を得意としたソプラノです。オペラ歌手は自分の声の種類を理解したうえで、自分の歌う曲を決めるのです。
このように自分の声質を考え曲を選んでみましょう。
