作詞ネタ帳

  • Endo
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お笑い芸人の方々がネタ帳を持っているように、作詞家もそれぞれのやり方でネタ帳らしきものを持っているものです。
 
それが大学ノートの場合もありますし、小さなメモ帳、あるいはスケジュール帳を兼ねているものであったり、スマホがその役割をはたしていることもあります。
 
ではそこには何が書かれているのかというと……日常の中で目にした、耳にしたおもしろい言葉、あるいはアイディア、得た知識、感動したエピソード、単なる単語、フレーズ等々。
書かれている事柄に何のルール、統一性もないのが一般的です。
 
 
さて、その作詞ネタ帳ですが、いつもそれをもとに作詞家は歌詞を書いているかというと……そういうこともあることはあるのですが……作詞家が作詞ネタ帳を持つ目的、実はもっと他にあるのです。
 
それは、いつも作詞ネタ帳を持っているということで、自分は常に作詞・言葉に関心を持って生活しているという意識を持ち続けることができるということなのです。
 
つまり頭のギアーが常に作詞をする大切に入っているので、急な仕事の依頼にも即対応できる状態にいつも自分を置いておける、というわけなのですね。