この記事の答え
ミュージカルのボイトレで大事なのは、①台詞の声と歌の声を同じ響きでつなぐ、②踊りながらでも息を保つ、③役の気持ちで声色を変える、の3つです。
カラオケの歌い方とは使う力の順番が違うため、早いうちから「話す声」と「歌う声」を一緒に練習するのが近道です。
こんにちは、たーなー先生(田中直人)です。ボイストレーナー歴30年、延べ5万人以上を指導してきました。劇団四季・宝塚に進んだ方や、現役で舞台に立つ方の指導経験もあります。2021年には、観ながら一緒に声を出す『ボイトレミュージカル』をプロデュースしました(記事の最後に記録を残しています)。
この記事では、ミュージカルを歌いたい方が、まず何から練習すればよいかをお伝えします。
ミュージカルの歌が、カラオケの歌と違うところ
- 台詞から歌へ、歌から台詞へ、途中で何度も切り替わる
- 体を大きく動かしながら歌う(踊り・移動)
- 自分ではなく「役」の声で歌う(年齢・性格・気持ち)
- マイクがあっても、客席の奥まで言葉が届く発音が要る(→ 歌の滑舌)
練習1:台詞の声と歌の声をつなぐ
- やり方:同じ一文を、①ふつうに話す → ②少し高く・ゆっくり話す → ③その高さのまま音をのばす、の順で3回。声の響く場所(口の前のほう)が変わらないように。
- ねらい:話す声と歌う声で、のどの使い方が切り替わらないようにする。
- つまずいたら:歌に入った瞬間だけ声が奥にこもる場合は、響きを鼻の付け根あたりに集める練習(鼻腔共鳴)から。地声と裏声のつなぎは「ミックスボイスの練習曲」も参考に。
練習2:動きながら息を保つ
- やり方:その場で軽く足踏みをしながら、「スー」と10秒息を吐く → 吐き切ったらお腹をゆるめて自然に吸う。慣れたら足踏みのまま1フレーズ歌う。
- ねらい:体が動いても、息の量が乱れないようにする(→ 腹式発声のコツ)。
練習3:役の気持ちで声色を変える
- やり方:「ありがとう」を、うれしい/悲しい/怒っている/年をとった人、の4通りで言う → 同じ4通りで1フレーズ歌う。録音して、聞いた人に気持ちが伝わるかを確かめる。
- ねらい:音程とリズムを保ったまま、声の明るさ・息の混ぜ方・言葉の強さを変えられるようにする。
オーディションの前にしておきたいこと
- 課題曲の「台詞の部分」も歌と同じだけ練習する
- 自分の声の出しやすい高さ(音域)を知り、無理のないキーを選ぶ(→ オーディションの選曲とポイント)
- 本番の緊張で息が浅くならない準備(→ 本番の日の過ごし方)
ATOのオンラインレッスン(ミュージカルを目指す方へ)
- レッスンはすべてオンライン(Zoom)。
- たーなーメソッド「100×100」で、あなたの声の特徴を100の項目から見て、合うトレーニングを組み立てます。
- 料金:月2回 11,000円、月4回 16,500円(税込)。入会金 5,500円は無料体験の当日にご入会なら0円(→ 料金)。
- 無料体験は25分(Zoom・アプリ不要)。課題曲があれば、体験のお申込みのときにお書きください。
よくある質問
- Q. ミュージカルのボイトレは、ふつうのボイトレと何が違いますか?
A. 台詞と歌の切り替え、動きながらの息、役の声色を一緒に練習するところです。
- Q. 未経験からでも始められますか?
A. はい。話す声の練習から始めるので、歌の経験が少なくても大丈夫です。
- Q. 劇団四季や宝塚を目指していても大丈夫ですか?
A. はい。劇団四季・宝塚に進んだ方の指導経験があります(合格を約束するものではありません)。
- Q. オンラインで発声を見てもらえますか?
A. はい。姿勢・口の形・息の使い方を画面で見ながら直します。
- Q. オーディションの課題曲だけ見てもらえますか?
A. はい。体験のときに課題曲をお知らせください。
- Q. 料金は?
A. 月2回 11,000円、月4回 16,500円(税込)です。
- Q. 『ボイトレミュージカル』は今もやっていますか?
A. 2021年に開催しました。次の開催は決まっていません(記録は下に)。
『ボイトレミュージカル』の記録(2021年)
この公演と出演者の募集は終了しました。
- 2021年12月5日、東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE で開催。観ながら出演者と一緒に声を出す、ボイトレ体験型のミュージカルでした。
- プロデュース:たーなー先生(田中直人)/脚本・演出:角川裕明さん/音楽:小林俊太郎さん/主催:株式会社エートゥーナンバーレコード
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