朝に声が出ない理由と対策|起きてすぐできる5分の発声準備

朝に声が出ない理由と対策 ボイストレーニング

結論:朝に声が出にくいのは、寝ている間に声帯や体が休んでいて、のども乾きやすいためです。起きてすぐ水を飲み、体を軽く動かし、ハミングなど小さな声から少しずつ出すと、声が出やすくなります。大きな声や高い声をいきなり出すのは避けましょう。

こんにちは、たーなー先生(田中直人)です。テレビ東京『THEカラオケ★バトル』の優勝者・新人王・U18四天王をはじめ、30年間で5万人以上のボイストレーニング(ボイトレ)をしてきました。

「朝の会議で声がかすれる」「午前中のカラオケやレッスンで声が出ない」という方へ、朝に声が出にくい理由と、すぐできる準備をお伝えします。

1. 朝に声が出にくい主な理由

  • のどの乾燥:寝ている間は水分をとらず、口呼吸になる人もいるため、のどが乾きやすくなります。
  • 体が目覚めていない:呼吸に使う筋肉や、声を出す筋肉がまだ温まっていません。
  • 声帯がまだ動き始めていない:話し始めは、声帯がなめらかに振動しにくい状態です。

2. 起きてからの10分でできること

  • 水を飲む:常温の水をコップ1杯、ゆっくり飲みます。
  • 体を伸ばす:腕を上に伸ばし、肩と首をゆっくり回します。
  • 深呼吸:鼻から吸って、口から長く吐くのを5回くり返します。

3. 朝の発声メニュー(5分)

1. ハミング(2分)

口を閉じて「ンー」と、話す声より少し低めの楽な高さで響かせます。

2. リップロール(1分)

唇をブルブルと震わせながら、低い音から高い音へゆっくり上げ下げします。

3. 話し声で読む(2分)

新聞やニュースの短い記事を、普段の会話より少しゆっくり、はっきり読みます。

4. 朝に歌う・話す予定がある日の注意

  • 本番の2〜3時間前には起きておくと、声が目覚めやすくなります。
  • いきなり高い声や大きな声を出さない。
  • 温かい飲み物でのどをうるおす。

5. たーなー先生の現場から

朝のレッスンでは、最初の10分をウォーミングアップにあてるだけで、声の出方がまったく変わります。毎朝の数分の習慣が、一日の声の調子を決めると考えてみてください。

よくある質問

Q. 朝、毎日のように声がかれています。

A. 寝室の乾燥やいびき、口呼吸が影響していることがあります。加湿などで改善しない場合や、声のかれが長く続く場合は、耳鼻咽喉科に相談しましょう。

Q. のど飴は効果がありますか?

A. のどをうるおす助けにはなりますが、声を出す準備の代わりにはなりません。発声の準備とあわせて使いましょう。

Q. 朝のほうが低い声が出るのはなぜですか?

A. 起きた直後は声帯がまだ十分に動いていないため、低めの声になりやすいと言われます。体が目覚めると、いつもの声に戻っていきます。

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