【声帯ストレッチ】喉筋肉を鍛えるトレーニングで声帯閉鎖を強くする

ボイストレーニング
田中直人

日本テレビ「ZIP!」 など多数出演
ATOボーカルスクール 代表
田中直人(プロフィール)

こんにちは、田中直人です。

2020年テレビ東京『THEカラオケ★バトル』優勝者をはじめ、25年間で1万人以上のボイストレーニング(ボイトレ)をしてきました。

今回『ATOボーカルスクール』25周年を記念して、プロボイストレーナーの私のキャリアの集大成として、ボイストレーニング(ボイトレ)の全知識をまとめました。

「声の全ての悩みを解決したい」、「歌が上手くなりたい」、「ボイストレーニングをとことん究めたい」全ての人へ、本当に必要な情報を提供させて頂きます。

是非ボイストレーニング(ボイトレ)のバイブルとして、末永くご活用ください。

今回のタイトルは、【声帯ストレッチ】喉筋肉を鍛えるトレーニングで声帯閉鎖を強くするです。

  • 声帯のストレッチを知りたい
  • 喉筋肉を鍛えるトレーニングを知りたい
  • 声帯閉鎖を知りたい

1.甲状披裂筋とは

声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、甲状披裂筋を学びましょう。

なぜなら、甲状披裂筋は、発声のメカニズムの中で、とても重要な筋肉だからです。

甲状披裂筋(以下TA)は、声帯の中にある筋肉です。

TAは、他の筋肉からの影響で、振動するだけでなく、TA自らも振動します。

また、声の質を調整する3つの機能を持っており、発声のメカニズムの中で、大変重要な筋肉になります。

TAの3つの機能

1.声帯接近

外側輪状披裂筋等の閉鎖筋により、声帯の後方を中心に引き寄せ、声門は狭められます。

この状態では、声帯の中央部が、まだ開いています。

TAが、機能することで。声帯の中央部の距離が狭まり、結果、声帯接近の役割を担います。

2.声帯弛緩

伸展した声帯は、張力によって、筋肉部からの振動が、できない状態です。

発声のメカニズムでは、声帯が伸展と、筋肉部からの振動を両立する必要があります。

その伸展した状態の、声帯を弛緩させる役目を果たすのが、TAです。

3.声帯形状

受身の状態で伸展した声帯は、形状が薄く引き伸ばされます。

薄くなってしまった声帯は、軽い声しか発することができません。

地声要素を含む声を発するには、声帯は、ある一定の厚みが必要です。

この厚みを持たせる役目が、TAの3つ目の役割になります。

TAがよく分からない、という意見もあると思います。その通りなので、まずは、名前と重要な筋肉である事を覚えましょう。周りの筋肉の力で振動しながら、自らも振動する力を持つため、全体のバランスを保つことが重要な筋肉です。発声のメカニズムにおいて、バランス良く声を出すことは、最も重要なことなので、この感覚だけでもまずはつかんでいきましょう。
甲状披裂筋は、発声のメカニズムの中で、とても重要な筋肉なので、声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、甲状披裂筋を学びましょう。

2.輪状甲状筋とは

声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、輪状甲状筋を学びましょう。

なぜなら、輪状甲状筋は、発声のメカニズムの中で、最も基本的かつ重要な筋肉だからです。

輪状甲状筋(以下CT)は、声帯を前後に薄く引き伸ばす(声帯伸展)筋肉です。

CTは、ピッチの跳躍時に必要な「垂部」と、なだらかなピッチの変化に必要な「斜部」が左右にあり、計4つの筋肉で構成しています。

垂部・斜部の両方を十分に鍛える必要があるCTは、発声のメカニズムの中で、最も基本的かつ重要な筋肉になります。

CTの2つの機能

1.声門開大

CTが機能することで、披裂軟骨が外転し、声門が開大します。

この開大した状態の声帯では、声を生成することができないので、閉鎖筋によって、声門を閉じる必要があります。

2.声帯形状

CTで伸展された声帯は、その分厚みが薄くなります。

形状が薄なり、張った状態の声帯は、声帯を含めた振動を起こすことができず、裏声しか出せません。

そこで、TAの働きにより、厚みを維持しつつ、声帯自体を弛緩させることで振動を可能にします。

CTがよく分からない、という意見もあると思います。まずは、名前と最も基本的かつ、重要な筋肉である事を覚えましょう。声帯を前後に薄く引き伸ばし、ピッチの跳躍や変化に必要だという事を知ることで十分です。

輪状甲状筋は、発声のメカニズムの中で、最も基本的かつ重要な筋肉なので、声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、輪状甲状筋を学びましょう。

3.外側輪状披裂筋とは

声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、外側輪状披裂筋を学びましょう。

なぜなら、外側輪状披裂筋は、声門を狭小させる筋肉だからです。

外側輪状披裂筋(以下LCA)は、CTによって開大した声門を狭小させる筋肉です。

開大したままの声帯は、ファルセット(息漏れ声)しか発声できません。

しっかりとした声を出すためには、この開大した声門を狭める必要があります。

LCAの機能

声門狭小

披裂軟骨の特徴的な構造により、LCAは、緊張・縮小することで、披裂軟骨を輪状軟骨に沿って、外方向にスライドします。

それにより、披裂軟骨と声帯の接着部が中央に寄り、結果的に声門が狭小されます。

LCAがよく分からない、という意見もあると思います。まずは、名前と声門を狭小させる筋肉である事を覚えましょう。緊張・縮小することで、披裂軟骨を輪状軟骨に沿って、外方向にスライドし、披裂軟骨と声帯の接着部が中央に寄り、声門狭小します。

外側輪状披裂筋は、声門を狭小させる筋肉なので、声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、外側輪状披裂筋を学びましょう。

4.声帯ストレッチ:LCAバランス向上トレーニング

声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、声帯閉鎖をつかさどるLCAのバランスを向上します。

なぜなら、発声のメカニズムでは、バランスの良い声帯閉鎖が、最も重要なことの一つだからです。

LCAバランス向上トレーニング

  1. 鼻を中心に息を吸って、上半身完全リラックス、口を軽く開けて、声帯を閉じながら「あ゙ぁ゛ー」とロングトーンで発声します。
  2. この時に喉周辺の力からは完全に抜き、テレビやラジオの番組が終わった後のデジタルノイズみたいな音をイメージします。(声帯原音または、ボーカルフライと言われる技術です)
  3. 力を抜いて出来るようになったら、このノイズから1音「アー」とグラデーションのように、ゆっくりときれいな実声を出し、またゆっくりとノイズに戻ります。(この時上半身は完全リラックスで、喉周辺にはどこにも力を入れないように行います)
  4. 「アー」が出来るようになったら、「エー」、「イー」、「オー」、「ウー」も行い、これが出来るようになったら、様々な音程でも出来るようにトレーニングしていきます。

ボーカルフライが上手く出来ない、という意見もあると思います。まずはとにかくリラックスして、声帯を閉じていきましょう。かすれもなく、喉も痛くない形で「あ゙ぁ゛ー」と音が出てきたら、それをキープしましょう。このトレーニングは声帯に負担があるので、軽く短めにやることを心がけましょう。上手く出来るようになると、トレーニング後に声の状態がクリアになり、柔らかく出しやすい声になります。それ以外の状態になるようであれば、無理せずトレーニングを中止するか、プロのボイストレーナーに相談してください。

発声のメカニズムでは、バランスの良い声帯閉鎖が、最も重要なことの一つなので、声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、声帯閉鎖をつかさどるLCAのバランスを向上します。

5.声帯ストレッチ:TA+CTバランス向上トレーニング

声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、ミックスボイスをつかさどる、TAとCTのバランスを向上します。

なぜなら、発声のメカニズムでは、ミックスボイスを鍛える事が、最も重要なことの一つだからです。

TA+CTバランス向上トレーニング

  1. 息を大きく吸って、上半身完全リラックス、あくびの喉で、「ファー」と言いながら、自分の最低音から最高音まで、サイレンのように駆け上がり、そのまま最低音までバランスよく降りていきます。
  2. 感覚としては地声(チェストボイス)・ミドルボイス・裏声(ヘッドボイス)が一つに繋がるイメージです。
  3. 「ファー」が出来たら次に「フェ―」、「フィー」、「フォー」、「フゥー」と実施していきます。

サイレンが上手く出来ない、という意見もあると思います。とにかくリラックスして、トレーニングしましょう。リップロールや、ハミングからはじめてみるのも良いと思います。とにかく喉に無理のなく、楽な状態で、自分の最低音から、最高音を繋げながら行き来していきます。このトレーニングによって、低い音から高い音まで、バランスの取れたミックスボイスを習得することが出来ます。そしていつの間に、TAとCTが鍛えられて、音域も広がっていきます。

発声のメカニズムでは、ミックスボイスを鍛える事が、最も重要なことの一つなので、声帯ストレッチで、喉筋肉を鍛えるトレーニングを行うためには、ミックスボイスをつかさどる、TAとCTのバランスを向上します。

まとめ

  • 声帯のストレッチがわかった
  • 喉筋肉を鍛えるトレーニングがわかった
  • 声帯閉鎖がわかった

ここまでお読み頂きありがとうございます。

是非とも一度無料体験レッスンで、専門家による、プロのボイストレーニングを受けてみてください。

【声帯ストレッチ】喉筋肉を鍛えるトレーニングで声帯閉鎖を強くするをじっくりと、お教えいたします。

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