結論:オンラインボイトレのデメリットは、主に次の5つです。
- 音の遅れがあり、先生と同時に歌う・伴奏に合わせる練習がしにくい
- マイクや通話アプリの設定で、声が実際と違って聞こえることがある
- 自宅だと大きな声を出しにくい
- 先生が体に触れて姿勢や呼吸を直すことができない
- 通信が不安定だと、レッスンが止まる
ただし、5つとも「準備」と「レッスンのやり方」でほとんど小さくできます。そしてオンラインには「いつも歌う部屋の、いつもの声のまま直せる」という、通学には無い強みがあります。自分の場合はどれが当てはまるかは、無料体験(オンライン25分)で確かめられます。
私はボイストレーナーとして30年、延べ5万人以上の声を見てきました。今はATOボーカルスクールのレッスンをすべてオンラインで行っています。その立場から、良いことだけでなく弱点も正直に書きます。
1. オンラインボイトレのデメリット5つと、それぞれの対策
デメリット1 音の遅れ(タイムラグ)がある
ビデオ通話では、声が相手に届くまでにわずかな遅れが出ます。会話なら気になりませんが、先生とハモる、先生のピアノに合わせて同時に歌う、といった練習はずれてしまいます。
対策
- 「先生が弾く → 生徒が歌う → 先生が聞いて直す」と、交互に進めるレッスンにする。同時に音を出さなければ、遅れは問題になりません
- 伴奏は、生徒さんの手元(スマホなど)で流して歌ってもらう。先生は生徒さんの声と伴奏を一緒に聞いて判断します
- ATOのレッスンは、もともとこの「交互に進める」形で組み立てています
デメリット2 声が実際と違って聞こえることがある
通話アプリには、雑音を消したり、音量をそろえたりする機能があります。話し声には便利ですが、歌では声の伸びや強弱が削られ、先生に「本当の声」が届かないことがあります。
対策
- ATOのレッスンはZoomを使っています。Zoomには、音楽向けに雑音処理を弱める音声の設定があります。体験のときに、設定を一緒に確認します
- イヤホンを使う(スピーカーの音をマイクが拾うのを防げます)
- 高価なマイクは最初は要りません。まずはスマホかパソコンのマイクで十分です
デメリット3 自宅だと大きな声を出しにくい
集合住宅や家族がいる時間だと、思いきり声を出すのは気が引けます。これはオンラインで一番多い悩みです。
対策
- ボイトレは「大声を出す練習」ではありません。息の使い方、喉の力の抜き方、響かせる場所の練習は、小さめの声でもできます。小さな声でもきれいに出せることが、大きな声を楽に出す近道です
- レッスンの時間帯を選ぶ(体験のときにご相談ください)
- どうしても声を出せない日は、話し声や呼吸の練習の日にする
デメリット4 先生が体に触れて直せない
通学のレッスンでは、先生がお腹や背中に手を当てて、呼吸や姿勢を確かめることがあります。オンラインではそれができません。
対策
- カメラの位置を工夫して、上半身が映るようにする(横向きの姿勢を見せてもらうこともあります)
- 「自分の手で確かめる」方法をお伝えします。人に触れてもらうより、自分で感覚をつかんだほうが、レッスンの外でも再現しやすくなります
- たーなーメソッド「100×100」は、声の特徴を100の項目で分析し、1万通りの組み合わせから合う練習を選ぶ方法です。もともと「声を聞いて原因を見立てる」ことが中心なので、画面越しでも見立てがしやすい方法です
デメリット5 通信が不安定だとレッスンが止まる
Wi-Fiが弱い部屋だと、声が途切れたり、画面が止まったりします。
対策
- ルーターに近い部屋で受ける。可能ならパソコンを有線でつなぐ
- 体験レッスンを「通信の確認の日」にする。本番のレッスンの前に、自分の環境で問題がないかを確かめられます
- 必要なもの:スマホ・タブレット・パソコンのいずれか、カメラとマイク、安定した通信
5つのうち、どれが自分の声に一番響いているかは人によって違います。25分の無料体験で、ご自宅の通信や音の設定も一緒に確かめられます。
2. 逆に、オンラインだからできること
- いつも歌う部屋の、いつもの声のまま直せる。教室の防音室でだけ上手に歌えても、家やカラオケで同じように歌えなければ意味がありません
- 移動がないので続けやすい。仕事帰りや家事の合間でも受けられます
- 全国どこからでも、同じ先生のレッスンを受けられる
- 人前が苦手な方でも、ご自宅というリラックスできる場所から始められる
3. オンラインと通学、どっちが向いている?
オンラインが向いている人
- 近くに通える教室がない、通う時間がとれない
- 仕事や家事の合間に、短い時間で続けたい(ATOのレッスンは1回25分)
- 人前で歌うのが恥ずかしい、まずは1対1で試したい
- カラオケや自宅で歌うときの声を直したい
- オンライン会議の「話し声」を良くしたい(オンライン会議の声は、オンラインで直すのがいちばん実戦に近い)
通学のほうが向いているかもしれない人
- 自宅で声を出せる時間帯や場所が、まったくない
- 先生と同時にハモる、合奏するなど、合わせる練習が中心
- パソコンやスマホの操作が、どうしても苦手
ひとつ目と三つ目は、対策で解決できることも多いので、迷ったら一度オンラインの体験で試してから決めるのがおすすめです。
4. オンラインボイトレで失敗しないための3つのこと
- 最初に「原因の見立て」をしてくれる先生を選ぶ:発声練習を一緒になぞるだけのレッスンは、オンラインでも通学でも伸びにくいものです。なぜ声が出ないのか、その人の原因を見立ててから練習を選ぶ先生かどうかを、体験で確かめてください(体験で何をするかは体験レッスンの記事へ)
- 体験で、自分の環境を試しておく:音の遅れ・音質・通信は、自宅で一度つないでみるのがいちばん確実です。体験の25分のうちに、設定の確認までしておくと安心です
- 毎回のレッスンの「次までの練習」を1つに絞る:オンラインはレッスンとレッスンの間が自宅の練習になります。次のレッスンまでに練習することを1つに絞り、それが合っているかを次のレッスンで確かめる、の繰り返しが一番の近道です
よくある質問
- Q. オンラインのボイトレは効果がないって本当ですか?
-
A. 効果は出ます。効果が出にくいのは、オンラインだからではなく、原因を見立てないまま練習している場合がほとんどです。上の「失敗しないための3つのこと」を確かめてみてください。
- Q. 機材は何をそろえればいいですか?
-
A. 最初は、スマホ・タブレット・パソコンのいずれかと、イヤホンがあれば十分です。カメラとマイクが使えて、通信が安定していることが条件です。
- Q. 集合住宅でも受けられますか?
-
A. 受けられます。小さめの声でできる練習も多く、レッスンの時間帯も相談できます。
- Q. 歌ではなく話し声の相談でもいいですか?
-
A. はい。会議やプレゼン、電話、接客などの話し声のご相談も受けています。
- Q. 体験の後、入会しないといけませんか?
-
A. いいえ。体験だけで終わっても大丈夫です。自動で入会になることはありません。体験の当日にご入会いただくと、入会金5,500円が0円になります。
- Q. 料金はいくらですか?
-
A. すべてオンラインで、月2回11,000円、月4回16,500円(税込、1回25分)です。入会金は5,500円(体験当日のご入会で0円)です。
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ATOボーカルスクールの無料体験(オンライン25分)では、あなたの声の「今の状態」と「伸びしろ」と「最初にやるべき練習」をお伝えします。あわせて、ご自宅の通信や音の設定も一緒に確認できます。ボイストレーナー歴30年、延べ5万人以上を指導し、テレビ東京『THEカラオケ★バトル』の優勝者・新人王・U18四天王を指導してきたたーなー先生たちが担当します。
料金:月2回11,000円・月4回16,500円(すべてオンライン)。入会金5,500円は、無料体験の当日のご入会で0円です。体験だけで終わっても大丈夫です。
